つまみ細工を日常に つまみかんざし彩野

about

つまみかんざし彩野

松戸市で活動する千葉県指定伝統的工芸品製作者、藤井彩野を中心とした職人のチームです。
「つまみ細工を日常に」をコンセプトに、かんざしだけでなく、つまみ細工の技術を用いた商品を制作してセレクトショップなどでお取り扱いいただいています。
また、一人でも多くの方につまみ細工の美しさと作る楽しさを知っていただくため、ワークショップを開催し、伝統的な技法を身近に感じていただけるよう活動しています。

※ワークショップの開催情報は InstagramFacebook をご覧ください。

藤井彩野

大学在学中の海外経験から日本文化に興味を持ち、帰国後に目にした「つまみかんざし」の美しさと繊細さに魅了されました。職人の後継者不足などの話を聞く中で、この美しい装飾技術を絶やしたくないという想いから、卒業後に独学で技術を身に付けました。この技術が100年先にも繋がるよう、つまみ細工を日常に感じていただけるものづくりを続けていき、つくり手としても進化できるよう精進していきたいと考えています。

2005年
つまみかんざし彩野の屋号で事業を開始
2016年
関東経済産業局「Next Crafts Generation~KANTO eleven~」千葉県代表
2018年
千葉県指定伝統的工芸品 江戸つまみかんざし 製作者 指定
2018年
LEXUS NEW TAKUMI PROJECT 2018年度「匠」

つまみ細工

「つまみ細工」とは江戸時代に始まったとされる装飾技法で、正方形に裁断した布をピンセットを使ってつまんで折りたたみ、それらを組み合わせて花などのモチーフを作っていく手工芸です。この「つまみ細工」で作ったかんざしのことを「つまみかんざし」といい、京都の舞妓さんが挿しているのを見たり、七五三や成人式の時に身につけたことがある方もいらっしゃるかもしれません。現在では「江戸つまみかんざし」として千葉県と東京都の伝統工芸品に指定されています。